|
|
|
神奈川の木で家を建てる。
神奈川の木で家を建てる。できればこの地で生まれた素材で家を建てたい…。その思いから、ここ神奈川の風土が育てた素材をふんだんに用いた木の家づくりに、山と町のネットワークで取り組んでいます。製材所や職人とともに、「木」が「材」になり、「家」になる過程を追いながら、ほんとうに愛着のわく「家」を育てます。 |
|
|
川上の木で家を建てる意味
戦後、日本では杉や桧の植林を行ってきましたが、それらの木が育ってきた頃、安い外国の木が輸入されるようになってきました。結果、経費のかかる日本の木は敬遠されるようになり、手が入らなくなった山は荒廃していきました。川上の山の危機は、そのまま川下の町の危機になります。洪水や土砂災害から町を守るためにも、近くの山の木を使うことで、伐採と植林の循環を生み出していかなくてはいけません。 |
|
|
できることからはじめよう。
そのためには、まず自分たちの近くの森の様子を知ることが大切です。育った木を実際に伐採し、家づくりに活かすということを体験を通じて知ってもらうことから、自分の家工房は取り組みはじめました。かれこれ5年ほどの活動になりましたが、最近では、新月伐採という興味深い方法をみなさんと一緒に体験しています。 |
|
|
新月伐採とは?
「新月伐採」とは、冬の新月直前に伐採し、伐採した木を谷側に倒し長期間葉枯らしをするという方法です。山側に倒したスギでは、辺材中の水分が葉枯らし期間中に取り除かれ、カビにくい木材になると言われています。身近な山の木を使うというだけでなく、材としても優れたものを使うこと。これも家づくりでは大切なことです。 |
|
|
|
■近山イベントの模様はブログで公開中です! |
|