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伊礼智設計室 茅ヶ崎の家
外観から住まいを考える事は僕の場合ほとんどない。
生活空間内部を詰めていって、それが外部に自然に反映されたものだと思うようにしているのだが、結構、立面図ながめて、頭抱えながら調整している。
特に外壁がガルバリウムのような金属だと窓の位置や大きさが整った、かっちりした、凛としたまとめかたでないと「ちょっとなあ〜」という感じになる。
よく、町並みや、景観に関する話で、道幅と建物の高さの関係が重要だという事を耳にします。その違いで、町並みや道の感じがずいぶんと違うもの。住まいも床面積と天井の高さの関係でずいぶんと印象が異なります。
小さな家は「空間のボリューム」の押さえ方が、包まれるような空間の感じに大きく影響すると思うのです。
茅ヶ崎の家は吹き抜けの1番高いところで4160、、、かなり押さえた吹き抜けです。(2階の階高は2300、、、梁組工夫しています。天井高さは2100)。
これをもし、一般的な階高でやっていたら、、、
「住まいの心地よさ」に関してはマイナスだったでしょうね。

ロフトへの階段(梯子)は、たいてい、リビングの目につく、いいところに存在する事が多い。


特にロフトと吹き抜けで繋がっているとなおさらそう。
階段は木で作ると簡単だからと、安易にささらに踏み板つけて出来上がり、、、とすると野暮ったいものになってしまう。


ささらとロフトの床の取り合い、2階の床とささらの取り合い、ささらの見付け寸法くらいは空間にあわせて工夫しておかないと、普通に見せかけたつもりの、感じのいいはずの階段が、本当にただの凡庸なものになってしまう。


その上、リビングの空間も損ねてしまう。階段はただの昇降装置ではないと、言い聞かせて工夫したいと思うのだが、、、。

 
 
 
 
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